3/28(火)、衆議院第二議員会館で開催された自民党「1is2many!(ワンツー議連)性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」総会に出席しました。
今回の議題は、「生命の安全教育」についてです。
関係省庁である、法務省・内閣府・警察庁・文部科学省・厚生労働省から現在の取り組みについて報告があり、
参加議員からは、
「新たな法令で性犯罪がどこまで拾えるのか」
「指導要領の改定をするつもりはあるのか」
「大学の性暴力はどのように防止するのか」
「イラストに異性間のことしか用いられていないのは?」
「啓発ポスターが被害者に自衛を求めている。問題は加害者ではないか。」
「日本版DBSでは過去のデータを遡れるのか」等、
今後の啓発や運用についての熱い発言を多く聞くことができました。
Springは、市民12団体が参加する「 刑法改正市民プロジェクト」と議連を繋ぐ事務局を担当しています。今回もプロジェクトの各市民団体の皆様と共に意見交換に参加しました。
Springからは、刑法改正と両輪関係にある啓発・教育についての取り組みが具体化しつつあることへの感謝と、公訴時効について実態調査研究をしていただきたいという要望をお伝えしました。
まもなく国会審議入りする刑法性犯罪改正案では、罪名を「不同意性交等罪」とすることが閣議決定しています。
これからの日本社会で「同意のない性交等は犯罪である」ことが当たり前になっていく、まさに転換期にあります。
この国会で議論が尽くされ、今回の刑法改正が成立し、更に調査研究が進められてより実態に則した刑法や支援体制が整って行くように、私たちは引き続き働きかけ続けます。
今後も、性暴力のない社会にむけて力を合わせていけると幸いです。 議員の皆様、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。