【要望書提出】こども家庭庁 加藤大臣と面談し、日本版DBS法に関する要望書を提出しました

2024/09/05

2024年7月18日、こども家庭庁の加藤大臣と面会し、オンライン署名 「日本版DBSの対象に下着窃盗やストーカーを含めてください!」 37,127筆を、

#なんでないのプロジェクト 代表 福田和子さん
NPO法人mimosas 代表副理事 みたらし加奈さん、
国際NGOジョイセフ I.LADY アクティビスト
一般社団法人Spring

の4者で提出し、懇談を行いました。

 

提出の際は、大西健介議員、坂本祐之輔議員もご同席くださいました。

#なんでないのプロジェクト さんの詳しいレポートをぜひご覧ください。
署名活動についてのお知らせ · 7/18 加藤鮎子大臣に署名を提出しました!

一般社団法人Springはさらに、6月に公開した「日本版DBS」法案成立をうけてのSpring,BBJ,斉藤章佳さん三者合同声明(要望書)をこども家庭庁宛に提出しました。

 

 

三者合同の要望内容は下記のとおりです。

 

1) こども性暴力防止法の附帯決議(衆議院参議院)にある実態調査などを早急に進めることを要望します。施行までに改正できるものは法改正を要望します。 

 決議された諸点はいずれも大切なことですが、特に、衆議院附帯決議十一に示された「Ofsted」を、日本では政府の機関として設立し、犯罪事実を民間事業者に開示して管理させるのではなく、「日本版 Ofsted」で確認し登録制とすること、その登録をもって児童等に対して教育、保育等の役務を提供する事業を行うことが可能となる仕組み、いわゆるホワイトリスト方式を速やかに導入することを強く要望します。また、登録については学校設置者等はもちろん民間事業者も共同要望書1のとおり適用対象の範囲を拡大し義務化とし、犯歴照会の期限をなくして、性暴力防止の悉皆性を確保することを強く要望します。

2) 初犯を含め、性犯罪をなくしていくために、日本版 DBS だけでなく、加害者の更生・再発防止のためのプログラムの義務化や社会復帰のためのシームレスな支援体制、被害者への支援・治療、性暴力の根絶へ向けて「生命(いのち)の安全教育」をあまねく実施すること、発達段階に応じた包括的な性教育の検討、スクリーニング、啓発活動などを要望します。

 

私たちは、ひきつづき性暴力を許さない社会、性暴力被害当事者が生きやすい社会の実現に向けて、ロビイング活動を続けていきます。

これからもSpringの取り組みにご注目、ご支援をいただけると幸いです。

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