7月の意見交換後、新たに作成した要望書を施行準備検討会へ提出しました。
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8月22日の第6回こども性暴力防止法施行準備検討会にてヒアリングが行われ、Springから2名参加、他に7団体が参加しました。

Springの要望書に関して3つ質問をいただき、回答いたしました。
Q1. 要望書脚注にある、医師の盗撮事件報道記事「成功すると達成感」とはどういうものか?
A. 加害者臨床に於いて、加害することによって支配欲が満たされるという一例を示している。
Q2. 派遣元に犯歴確認を課す要望の理由はなにか?
A. いとま特例があるが、犯歴確認に時間が掛かる。確認できるまで人手不足の中で現場の負担がある。派遣登録者が犯歴確認済みであれば現場が助かり、また、犯歴者が入り込む余地が無くなっていく。
Q3. 被害者支援体制の要望にある、ワンストップ支援センターの人材不足予算不足の根拠はなにか?
A. 個別案件など差し障りがあるので公表されていないが、2023年の性犯罪に関する刑法改正後、相談が増えて受入体制が追い付かないという話を我々は聞いている。
また、他団体それぞれの現場からのご意見や要望には、私たちが知らないことや気がついていないことがいくつもあり、とても勉強になりました。
検討会の録画が、こども家庭庁ホームページよりYouTubeにて配信されています。各団体の提出資料もホームページから閲覧・ダウンロードすることができますので、ぜひご覧ください。
こども家庭庁 こども性暴力防止法施行準備検討会(第6回)
https://www.cfa.go.jp/councils/koseibo-jumbi/57f4ac43
施行準備検討会では年内に取りまとめを行い、パプリックコメントを募集する予定とのことです。
「小さく産んで大きく育てる」ように、私たちも引き続き注視してまいります。
こども家庭庁 こども性暴力防止法施行準備検討会の皆様、準備室の皆様、ヒアリングにお呼びいただきありがとうございました。
こども性暴力防止法(学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律) 国民・事業者・従事者のみなさまへ
https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety/efforts/koseibouhou