2025年12月10日、法務省にて刑事局の皆様と面談し、Springからは5名が参加しました。
Springでは年に一度は必ず法務省の皆様と面談を行なっており、前回は2024年10月30日に実施しています。
今回の面談では、Springも参加所属する「刑法改正市民プロジェクト」からの要請書1通と、要請書を補完するSpringの要望書3通を刑事局の皆様に事前にお送りしてお読みいただいた上で、主に次の項目についての確認や議論を行いました。
- 2023年刑法改正後の運用状況について実態を調査するためのワーキンググループを設置する見通しについて
- 同意誤信無罪判決について
- 法曹界における、性犯罪の処罰範囲の明確化と同意の定義の周知状況について
- 検察官・裁判官への研修実施状況について
- 各国のYesMeansYes型法規定と調査について
- 改正刑法附則20条2項に基づく性被害者実態調査の進捗状況について
面談では、私たちが懸念している問題や要望について丁寧に一つ一つ受け止め、忌憚なく実際をお話しいただきました。
また要望書の他に、同意を誤認したことで無罪になったケースについて、再発防止の観点から「性的同意に関する研修」を義務化する案を提案しました。
【刑法改正市民プロジェクトの要請書】
【Springの要望書3通】
改正刑法運用の改善及び 運用状況の調査ワーキンググループ設立に向けた要望書
「性的な被害を申告することの困難さ」の調査実施実現に向けた要望書
【声明・要望】「同意誤信」による性暴力をなくすために全ての検察官と裁判官及び組織のトップが「性的同意」について認識を深めることを求める要望書
法務省刑事局の参事官をはじめ、法務省の皆様、お忙しい中ありがとうございました。皆様の日頃のご尽力に心より感謝申し上げます。
はじめのご挨拶での「いつ来るのか待っていた」という参事官のお言葉に面食らいましたが、会の終わりでの「楽しかった」にお人柄に触れたような気がしました。
2年半後のさらなる見直し検討に向けて、改正刑法の運用状況と、注附則第20条に明記されている性被害者実態調査の進捗について、引き続き注視して参ります。
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