11月14日(火)、警察庁主催「子どもへの性被害を防止する」セミナー及びレセプションに、スタッフが出席いたしました。セミナーは、会場参加とオンラインでのライブ配信で実施されました。
前半のセミナーでは、
・インターポールによるオンライン性犯罪捜査の実態について
・大阪府警の男子児童性被害事件の摘発・取り組みについて
・国内SNS事業者による性犯罪防止の取り組みについて
・世界的な子ども時代の性虐待サバイバー団体Brave Movementの共同設立者の方のお話
・Springから山本潤による日本の刑法性犯罪改正や残された課題について
「子どもへの性被害」にフォーカスした多角的なプレゼンテーションの内容は、非常に興味深く勉強になりました。
さらに、Brave Movement共同設立者の方から、日本の性犯罪公訴時効撤廃に向けて「共にこれから連携していきましょう」と言っていただき、大変心強く思います。
後半のレセプションでは、警視庁生活安全部少年育成課や人身安全・少年課の皆様、各国大使館の皆様、沖縄や大阪からいらしていた児童性被害捜査に関わる皆様、在日米海軍犯罪捜査局の皆様、そのほか市民団体の皆様との交流を通し、「子どもへの性暴力は絶対に許さない」という想いを強く共有しあいました。
そして、各国の公訴時効に関する情報収集など、今後の取り組みに繋げられる貴重な機会となりましたので、来年以降定期的な意見交換会を実施し、さらなる刑法改正に向けて活動を続けていきます。
これからも、性被害当事者が真に救われる・生きやすい社会の実現を目指し、共に歩んでいってくださると嬉しいです。この度は、お声がけを頂きありがとうございました。