2025年11月19日(水)、株式会社フジテレビジョン様の対話企画にて講演をさせていただきました。
様々な部署から約30名の方にご参加いただきました。ご参加くださった皆様、お忙しいところありがとうございました。
講演では下記の内容について1時間ほどお話をさせていただきました。
- 一般社団法人Springの目的と活動
- 刑法性犯罪改正の変遷
- なぜ今「性的同意」が注目されているか
- Springの実態調査と被害者心理
- 二次被害につながる「性暴力被害への誤解」と加害者心理
- メディア表現への受け止め、要望
- Springの今後の取り組み
フジテレビ様側でも、再生・改革に向けて|企業情報 – フジテレビのページにて、私たちの講演について報告記事をアップしてくださっています。
フジテレビの再生・改革に向けた8つの強化策 11月進捗状況(p7)
フジテレビの再生・改革に向けた人権尊重に関する取り組みの進捗状況について(p6)
講演では性犯罪規定の「他国の動向」について、No Means No(相手が同意していないにも関わらず性行為をした場合は処罰する)型以外にもYes Means Yes(相手の同意の表明を確認しないで性行為をした場合は処罰する)型が広がってきていることを、カナダやアメリカ、ヨーロッパの実際の刑法の条文を紹介しつつ説明しました。
その上で、無自覚に性暴力の加害者になってしまうことを自分ごと化して、考えを深めていただくため、加害者の認知バイアスについてもお話させていただきました。
Springの講演で加害者心理に触れることはあまりありませんが、国民にとって絶大な影響力を持つメディアへ、性加害の助長につながりかねない報道・ドラマ・バラエティ番組などのメディア表現について、被害当事者としての意見と要望を、実態に即してお伝えすることができました。
講演後にはグループワークを行い、各グループから発表していただきました。
講演内容を受けて、見る人によっては楽しいコンテンツが苦痛になってしまうことがあることや、現在の日本において性暴力がどんなふうに始まり、矮小化されてしまっているのかが伝わったこと、そして社会通念を変える必要性とそのためにメディアの皆様にしかできないことへの議論が展開され、とても良い対話が行われて嬉しかったです。
最後にSpringからも、皆様の発表を受けて、それぞれの思いを伝えさせていただくお時間もいただきました。
終了後にもたくさんの方がコメントを伝えてくださり、一方的ではなく、双方向に有意義な時間となりました。
これからも引き続き対話を重ねながら、性暴力のない社会を目指して協力していけたらと思います。
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