【院内集会開催】
当事者の声から刑法改正を考える
〜 当事者への質的研究の結果を踏まえて 〜
※ 定員に達したため、申し込みを締め切りました ※
一般社団法人Springは外部研究者とコラボレートし、性被害当事者の認識する性交「同意」や「性暴力」の経験を明らかにした、質的調査の結果報告会を行います。
性暴力被害の現状にあった刑法改正とはどのようなものかを考える場とするため、国会議員に広く参加していただけるよう、院内集会として開催いたします。
2017年6月、刑法性犯罪が110年ぶりに大幅改正されてから2年が経過しようとしています。その一方で、不起訴処分になった事件や、起訴後に裁判で「被告人が被害者の拒絶を認識していない」ことを理由とした無罪判決事件が立て続けに起きています。
これらの判決が、性被害の実態から乖離したものであることは言うまでもありません。
「望まない性交」はどのようなプロセスで起こり、被害者のその後の人生で、長きにわたりどのような影響を及ぼすのか。また、被害者はどれほどの困難に直面するのかーー。
Springがコラボレートした外部研究者チームは2018年4月から、「望まない性交」の経験について、インタビューへの回答や体験談の記載のご協力を募り、これまでに51名の方に協力をいただきました。
当日は調査の報告に加え、刑法学者や弁護士が被害当事者とパネルディスカッションをします。刑法性犯罪について引きつづき議論していくうえで、エビデンスとなる要素も数多く含まれております。
当事者の声が生かされた刑法改正がなされるよう、あなたも声を届けてみませんか。この機会に是非ご参加ください。
※「院内集会」とは、議員会館内の会場で国会議員の方々に当事者の生の声を届けるためのイベントです。
【開催概要】
▼タイトル
当事者から刑法改正を考える
~当事者への質的調査の結果を踏まえて~
▼開催日時
2019年5月23日(木)
11:00~13:00(受付け開始10:40〜)
▼場所
参議院議員会館 地下一階 B103
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-1-1(地図へリンク)
最寄駅:
地下鉄 有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」1番出口よりすぐ
地下鉄 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩5分
*当日は、1階ロビーにて通行証をお渡しいたします。
▼定員 55名
※ 定員に達したため、お申し込み締め切りました。 ※
▼登壇者
[外部研究者]
・齋藤梓 目白大学 専任講師
・裕子モルナー
オックスフォード大学医療人類研究室 客員フェロー
東京大学大学院医学系研究科 非常勤講師
・金田智之
一般社団法人Spring 調査研究チーム 研究員
[当事者]
・山本潤
一般社団法人Spring 代表理事
SANE性暴力被害者支援看護師
[法学者]
・島岡まな 大阪大学教授
[弁護士]
・寺町東子 弁護士・社会福祉士
【 主催 】一般社団法人Spring
【 共催 】性暴力に関する調査研究チーム
【プログラム】
1)現在の性犯罪刑法の問題点とリサーチクエスチョン
2)調査の概要説明
3)望まない性交・不同意性交について~暴行脅迫要件を考える~
4)体験を被害と認識すること ~社会の性暴力の認識と公訴時効を考える~
5)支援を人に伝えるということ~支援を考える~
6)まとめ
7)登壇者によるパネルディスカッション・来場者からの質疑応答
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皆様のお越しをこころよりお待ちしております !!
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▼本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人Spring ~性被害当事者が生きやすい社会へ~
イベントチーム Mail:event@spring-voice.org