9月21日(土)午後、東京大学大学院経済学研究科松井研究室様からご依頼いただき、東京大学本郷キャンパスにて、「性暴力被害とはなにか~刑法性犯罪の大幅改正と私たちの今~」で講演をさせていただきました。
今回は、会場参加のみの形式で行われ、参加者数80名超とのことです。
性別問わずさまざまな年齢層の方々がいらした印象で、半分くらいが性暴力関係の講演にきたのが初めてとのことでした。大学の研究室主催ならではのことかと思います。
今回の講演では、
・前半:刑法改正の内容や被害者心理について
・後半:被害当事者による運動と今後の課題や取り組みについて
お伝えしました。
質疑応答では、
・2歳差のきょうだい間による性虐待への処罰について
・子供への性加害の厳罰化がなぜなされないのか
・ロビイングにおいて意見が合わない議員とどういう風に接していくと良いか など
たくさんのご質問をいただくことができました。
時間が短くなってしまい、全てのご質問にお答えできず大変申し訳ございませんでした。
今年5月に出版された「エトセトラVol.11 特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年
小川たまか 特集編集」を持参したり、読んできてくださった方も数名いらっしゃって感激しました。
また、このイベントの一週間後の9/27に他団体と共催した「SRHRスタンディングアクション」についてご案内したところ、当日、何名かの方がきて下さり嬉しかったです。
このようなイベントの場で問題意識を共有し、新たな仲間に出会える場を創っていただいたことに、心から感謝申し上げます。
アンケートへのご回答内容も、今後の活動の参考にさせていただきます。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。