5/24(火)午後、衆議院第一議員会館で開催された共産党主催「AV新法に関するヒアリング」に出席しました。
Springは、これまでも数回、与野党関係なく超党派でのヒアリングに出席して参りました。また 「AV出演被害」対策法案への要望書 も公開しております。
今回のヒアリングでは、市民団体と関係省庁の担当者が出席し、法案に関して様々な意見交換が行われました。
AV新法は議員立法なので省庁はなかなか答えられないものもあろうかと思いましたが、真摯にこの法案に向き合ってきたことが感じられました。
そして、方向性は色々あっても、AV出演被害者を真剣に救済していきたいという思いは誰もが共通していることだと思います。
附則で定められた2年後の見直しにおいて、性交禁止の有り方など、積み残した様々な内容の改善、そして、貧困等のためAV出演を選択しないでも良い、社会保障制度の確立など、しっかり実現ベースに乗せていかなくてはなりません。
また、AV動画が海外サーバー経由で配信されると、取消権の行使などに様々な障害があると聞きます。国際合意のもと、人権尊重の共通認識により、この課題の解決実現を求めていきたいです。
法案成立はゴールではなく、ようやくスタート時点に立ったといえます。今後もSpringは刑法性犯罪改正を求めながらも、関係団体と連携しAV法案の動向を見守ってまいります。
ニュース参考
5月25日:AV被害防止救済法案が衆院内閣委員会で全会一致で可決。深刻な被害を救う法律となりうるか / 伊藤和子