10月は、4名の議員の皆様とお話しすることができました。
法制審議会で 試案 が出されてから、被害当事者の声として Springの見解 も多くのメディアで取り上げられています。
これらのニュースで刑法改正について知ったという方もいるなか、市民の声が議会でどのように受け止められ、条文が完成されていくのか、今後も注視していきます。
試案が出されるほどに議論は進んでいて、ここから大幅な変更は考え難いと推測されます。
そんななかでも私達にできることは何なのか、ご相談をさせていただきました。
また、2022年第208回通常国会中に、ご質問をしてくださった議員の皆さまに、お礼カードをお渡しさせていただきました!いつもありがとうございます。
< ご面談した国会議員のみなさま (日付/名前順) >
◆10月24日
◆10月25日
鈴木貴子衆議院議員
◆10月28日
松本洋平衆議院議員
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また、10/20(木)午後には、自民党「1is2many!性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟(ワンツー議連)」総会に出席しました。
AV出演被害防止・救済法の施行状況について、6月の施行から現在までの相談支援状況について報告がありました。
「AV 出演被害防止・救済法」は全議員のうち一人を除いた全員の一致で成立した議員立法であり、成立後こそフォローが大切です。
今後もSpringは刑法性犯罪改正を求めながらも、関係団体と連携しAV法案の動向を見守ってまいります。
関係者の皆さま、お声がけをいただきありがとうございました!
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Springは毎月ロビイングを行い、2017年に改正されてもなお残る刑法性犯罪の問題点と、どのような社会になれば性暴力をなくせるのかについて、性被害当事者の視点を踏まえ具体的な政策提言をします。
さまざまな政党の国会議員や関係省庁の皆さまへ面談をし、国会で議論がなされるよう働きかけることで、政策決定の場に当事者の声を届けています。
2021年9月16日には、上川法務大臣が法制審議会に刑法性犯罪の再改正について諮問し、12月19日には第十二回が開催される予定です。
九回目までの議事録が法務省HPに掲載されていますので、ぜひご覧ください。
<関連リンク>
法務省:性犯罪に関する刑事法検討会(各回の議事録等が見られます)
Spring:法制審議会の重要局面に際しての要望
法務省:法制審議会-刑事法(性犯罪関係)部会(各回の議事録等が見られます)
法務省:検討のためのたたき台
Spring:たたき台をうけての要望
法務省:試案
Spring:試案をうけての見解