1月は、3名の議員の皆様とお話しすることができました。
17日に提出された試案(改訂版)について、前進した点や、被害実態に照らして残る課題等についてお話させていただきました。
( 詳しくは試案 改訂版に対するSpringの見解をご覧ください。)
性暴力の実態を反映できていない課題についてご理解を示していただき、
その上で反映できない理由・ハードルとなっている要因についても教えていただきました。
そして、今後 改正案が国会へ提出される動きの中で、私たちになにができるのか、についてご相談をさせていただきました。
議員の皆様、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。
< ご面談した国会議員のみなさま (日付/名前順) >
◆1月24日
◆1月31日
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1月18日(水)には、「ジェンダーに配慮した議会に向けて:英国の改革と諸外国への示唆」に出席しました。内容は「議会や政治分野における男女平等を実現するには」です。
「イギリスも20年前は日本と同じくらいの男女比率だったけれど、色々なアクションをし評価をして、議会に訴えることで今(女性比率)30%代まできた。」
「議会だけを変えることできない、国民も一緒に変わらなければならない」
との言葉や、マスコミが積極的にこの件を取り上げることも必要だということも、刑法改正と同じだと感じました。
パリテにについて書かれた、 こちらの記事 が、非常に参考になります。
また1/20(金)には、 Women 7ドイツから日本に引き継ぐ、W7日本2023キックオフイベント に出席しました。
Women7(W7)は、G7のプロセスの中でジェンダー平等と女性の権利に関する提案を促進するために集まった市民社会組織のグループです。今年日本はG7議長国のため、日本でもW7が組織されます。集まった方々はジェンダーの分野でご尽力されてきた方々で、会場はエネルギーに満ち溢れていました。
質応答の際、Springからは、
「政府がジェンダー平等を掲げているならば、イスタンブール条約への締結または批准を、W7から政府へ提言してください」
とお伝えました。
イスタンブール条約については、こちらの記事をご参照ください。
私たちが国際的な視点を視野に入れた活動をしている理由
<関連リンク>
法務省:法制審議会-刑事法(性犯罪関係)部会(各回の議事録等が見られます)
法務省:検討のためのたたき台
Spring:検討のためのたたき台をうけての要望
法務省:試案
Spring:試案をうけての見解
法務省:試案(改訂版)
Spring:試案(改訂版)をうけての見解
法務省:改正骨子案
Spring:改正骨子案をうけての見解