Springロビイングチームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、対面による活動を自粛しておりましたが、今月は各党からの要請を受け、万全の対策のもと2つの会議に参加してまいりました!
◆ 5月13日(水) 公明党 男女共同参画社会推進本部会議 ヒアリングに出席
当日は、新型コロナウィルス感染対策として、ヒアリングを受けた3団体が入れ替え制での出席となりました。 Springからは、
・長引くコロナ禍のもとで懸念されるDVや性暴力の問題
・刑法改正の見直し
・性教育、人権教育
について意見を述べ、刑法改正見直しと共に「同意のない性行為は犯罪」という社会規範をつくること、それには幼少期からの「教育こそ大切」と強調させていただきました。
20分という限られた時間の中での意見交換と質疑応答でしたが、古屋範子本部長からは「意見をしっかりと受け止め今後も政府に働きかけていきます」とのお言葉と、 参加議員からもご質問をいただき、熱意が伝わる会議となりました。 ありがとうございました!
◆ 5月21日(木) 自民党 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟(ワンツー議連)
生命の安全教育PT(プロジェクトチーム)中間取りまとめ報告に出席
(自民党議員の皆さまとSpringスタッフ)
ワンツー議連事務局より要請を受け、刑法改正市民プロジェクトの関係団体と 共にSpringから4名が出席いたしました。
当日は、議員会館大会議室でソーシャルディスタンスなど対策にしっかり配慮がなされる中、議員・省庁関係者、市民団体が参加しました。
2017年12月に発足した”性暴力は1件でも多すぎる”との意味から名付けられた 「1is too(2)many! ワンツー議連」は、これまで『AV出演強要問題』(渡嘉敷なおみ議員座長)や『障がい者に対する性暴力』(宮路拓馬議員座長)についてのPT(プロジェクトチーム)を立ち上げてきました。
今回、以前より「性暴力問題における教育の役割は大きい」と、その必要性を訴えてこられた赤澤亮正衆議院議員を座長に『生命の安全教育PT(プロジェクトチーム)』が立ち上がり、その中間取りまとめ報告が行われました。
赤澤座長からは
『”性暴力はあるものだ”という社会認識を打ち壊し、
”同意のない性的行為は許されない”
”性暴力はあってはならない”
という社会全体の啓発を強化すべき、とし、
「加害者にならない。被害者にならない。傍観者にならない」ための教育・啓発を行なっていくことが必要である。』
との力強い発言がありました。 その後の質疑応答でも、Springはじめ各市民団体からの質問に、省庁からの報告や議員の意見などが活発に交わされました。
最後に、上川陽子会長からは
「結論ありきではなくプロセスが大切。あらゆる角度からさらに議論を深めて、この問題に取り組んでいく」
との発言で締め括られ、ひとつひとつ着実に 重要なPTを立ち上げ、取り組んでくださっているワンツー議連の皆様に感謝と大きな希望を感じました。 ありがとうございました!
(当日参加したSpringスタッフ、他団体の皆さま)