2017年7月のSpring設立以降、私たちは月に2〜3回程、ロビイング*を行なっています。
*ロビイングとは?
市民の声を政治の場に届け、政策決定に影響を与える活動です。対象は議員(国会/地方)、関係省庁、官僚、法案決定に関わる人ずべてです。Springは性暴力の実態に即した法律になることを目指して「命を支えるルールづくり」をしています。
どのような社会になれば性暴力はなくせるのか、具体的な政策提言などを性被害サバイバーの視点から国会議員をはじめとした関係省庁の皆さまにお伝えしています。
そして、今年6月からは、刑法の見直しに向けた「性犯罪に関わる刑事法検討会」(以下、検討会)が法務省で行われているところです。
政党を超えてさまざまな国会議員のみなさまとご面談し、2017年に大幅改正されてもなお、被害者にとって積み残された課題が多い刑法性犯罪の問題点をお伝えするとともに、国会で議論がなされるよう、働きかけを行っています。
また、今月は 性被害について理解をより深めて欲しい、という思いから
「性暴力被害の実際」〜被害はどのように起き、どう回復するのか〜
(齋藤梓 編著 大竹裕子 編著 2020年6月 金剛出版)を議員や関係省庁の皆さまにお届けしました。
出版にあたっては、性被害の実際を調査研究する上でSpringも協力させていただきました。
< ご面談した国会議員の皆さま(日付 / 五十音順)>
◆ 7月2日(木)
◆ 7月30日(木)
国民民主党 政務調査会/男女共同参画推進本部
阿部 理絵子さま
* * *
2017年6月16日に可決・成立し、同年7月13日から施行されている、刑法性犯罪改正法。
現場できちんと運用され、ひとりでも多くの被害者が救われる社会になるには、具体的にどのようにすればよいのか? 率直なご意見をいただくだけでなく、日ごろよりご尽力もいただいております。
引き続きともに歩み、一緒に社会を変えていっていただければと思います!
議員のみなさま、貴重なお時間をいただきありがとうございました。