9月は菅政権に変わり、議員とのご面談のお約束をいただくのも困難を極めましたが、その間スタッフ内での勉強会を重ね、私たちの活動の原点に立ち返ることができました。
毎月2,3回実施しているロビイングでは、「どのような社会になれば性暴力はなくせるのか」など、具体的な政策提言などを性被害サバイバーの視点から国会議員をはじめとした関係省庁の皆さまにお伝えしています。
政党を超えてさまざまな国会議員のみなさまとご面談し、2017年に大幅改正されてもなお、被害者にとって積み残された課題が多い刑法性犯罪の問題点をお伝えするとともに、国会で議論がなされるよう、働きかけを行っています。
そして、今年6月からは、刑法の見直しに向けた「性犯罪に関わる刑事法検討会」(以下、検討会)が法務省で月1回のペースで行われています。
検討会の議事録が順次公開されていますので、どのような議論がされているかをチェックしてみるのも市民の関心度が高いアピールの一つになります。
< ご面談した国会議員の皆さま(日付 / 五十音順)>
◆9/30(水)
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日ごろから多くの議員のみなさまとともに「被害実態に即した刑法改正」に向けて歩みを進められていることを、あらためて感謝いたします。
この春、2020年の見直しに向けた具体的な活動について、さまざまなことが動き出し、昨年よりさらに形となってきています。
2017年6月16日に可決・成立し、同年7月13日から施行されている、刑法性犯罪改正法。
現場できちんと運用され、ひとりでも多くの被害者が救われる社会になるには、具体的にどのようにすればよいのか? 率直なご意見をいただくだけでなく、日ごろよりご尽力もいただいております。
引き続きともに歩み、一緒に社会を変えていっていただければと思います!
議員のみなさま、貴重なお時間をいただきありがとうございました。