【2021年12月ロビイング】のご報告

2022/01/18

Springは毎月ロビイングを行い、2017年に改正されてもなお残る刑法性犯罪の問題点と、どのような社会になれば性暴力をなくせるのかについて、性被害当事者の視点を踏まえ具体的な政策提言をします。

さまざまな政党の国会議員や関係省庁の皆さまへ面談をし、国会で議論がなされるよう働きかけることで、政策決定の場に当事者の声を届けています。

2021年9月16日には、上川法務大臣が法制審議会に刑法性犯罪の再改正について諮問し、2022年1月16日に第四回が開催されました。各回の議事録や資料は法務省HPに随時掲載されますので、ぜひご覧ください。

<関連リンク>

法務省:性犯罪に関する刑事法検討会(各回の議事録等が見られます)

Spring:性犯罪に関する刑事法検討会の取りまとめ報告を受けての要望

法務省:法制審議会-刑事法(性犯罪関係)部会(各回の議事録等が見られます)

< ご面談した国会議員のみなさま(日付/名前順)>

◆12/10(金)

◆12/21(火)

◆12/27(月)

(写真を頂戴するお時間がなかったため、国会議事堂を…)

皆様、刑法改正について熱心に考えてくださっていて、大変励まされました。 法制審議会は第二回でヒアリングを終え、第三回より各論点の議論が始まっています。引き続き、ヴィクティム・ファーストの視点での刑法改正にむけて、一緒にあゆみを進めていければと思います。

議員のみなさま、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

昨年は、法務省での刑事法検討会が無事終了したことから始まり、国会議員の皆様へのロビイングや内閣府への要望などを継続して参りました。 秋の衆議院選挙では各党の公約において性暴力や刑法改正に関する内容も盛り込まれ、議員の皆様にも市民の皆様にも、改めてこの問題について考えていただく機会となりました。 その後始まった法制審議会には、検討会に引き続き山本潤が被害当事者として委員に選ばれ、被害者の声が議論に反映されています。

私たちがこのように活動を続けられるのも、日頃からさまざまなかたちでご支援、励ましをいただいている市民の皆さまをはじめ、国会議員、関係省庁の方々、報道関係者の皆さまによって支えられているからこそです。昨年も大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

被害者の声で社会を変える時、被害者の声を聞き、ともに社会を変えていく皆さまのお力が不可欠です。 2022年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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