10月28日(土)、認定NPO法人大阪被害者支援アドボカシーセンター主催のイベントに、基調講演とパネリストとして、スタッフ2名が登壇させていただきました。
場所は大阪産業創造館で開催され、当日は会場参加とYouTubeにてライブ配信されました。
第一部の基調講演では、「法律を変えて、人生を変えよう! ~当事者の声が届いた、刑法性犯罪改正への軌跡」というタイトルで、改正刑法の内容と当事者による改正活動について、下記の内容をお話しさせていただきました。
・なぜ、被害当事者が声をあげなければいけなかったのか
・どのようにしたら当事者と支援者の力を、最大化できるのか
・どうやって戦略設計や組織づくりをし、「ロビイング」と「ソーシャルアクション」を6年間継続してきたのか 等
第二部のパネルディスカッションでは、藤井恭子氏(弁護士・大阪弁護士会)、齋藤梓氏(公認心理士・上智大学総合人間科学部准教授)とともに、それぞれの視点から、
・刑法改正や被害者心理
・今改正がもたらすメリット
・当事者としての実体験に基づいた、法改正・支援の必要性について
・今後の課題 等
についてお話され、私たちにとっても非常に勉強となる内容でした。
参加者の方々からは、
「被害者の立場からの貴重な体験と政策提提言の流れなどの素晴らしい活動を知り、感激した」
「実体験のお話は、涙なしでは聞けなかった」
「女性として、人間として生きる勇気がでました」
「当事者、法律、心理の専門家と、異なる立場の方からの見解を聞けたこと自体の収穫が大きかったです」
等のご感想をいただくことができました。当日はとても緊張しておりましたが、私たちの想いやSpringの活動が伝わり嬉しく思います。
(左から:齋藤先生、Springスタッフ2名、藤井弁護士、アドボカシーセンター井上様)
これからも、性被害当事者が真に救われる・生きやすい社会の実現を目指し、共に歩んでいってくださると嬉しいです。この度は、お声がけを頂きありがとうございました。