3/16(土)、「未来の性教育・性的同意のあり方を考える〜刑法性犯罪規定の改正でなにが変わったの?〜」を開催いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
本イベントは、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン、上智大学グローバル・コンサーン研究所(IGC)、#なんでないのプロジェクトとの共催で、上智大学エンパワーメントサークル Speak Up Sophiaの協力と、公益財団法人ジョイセフの後援により実現しました。
開催の背景や、イベントのねらいについてはこちらをご覧ください。
会場では8名、オンラインでは18名の方にご参加いただきました。
開会に際して、共催団体を代表してIGC所員で上智大学総合人間科学部 看護学科 准教授の岡本菜穂子さんよりご挨拶をいただきました。
はじめのキーノートスピーチとして、Springから「未来の性教育・性的同意のあり方を考える~刑法性犯罪規定の改正でなにが変わったの?~ 」と題し、お話をいたしました。
「同意」という文言が刑法の条文にも罪名にも入ったことは非常に大きな前進であり、その「同意」をとる一人ひとりの認識をアップデートし、性的同意を取ることが当たり前の文化になることで、さらなる改正につなげていきたい。といったことをお伝えいたしました。
次のキーノートスピーチは、「日本の性教育の現状と課題」について、プラン・インターナショナル・ジャパンからお話をいただきました。
日本の性教育や、包括的性教育についてのご説明に加え、ユースがどのような性教育を求めているかについてのアンケート結果などをお伝えいただきました。
それぞれに対するQ&Aも、その後のディスカッションも非常に盛り上がりました。
ディスカッションではグループに分かれ、先のキーノートスピーチを受けて「性的同意の現状」「どういう性教育がよいのか。私たちが学べているのか」「そのためにどんなアクションができるか」という問いについて自分の経験や考えなどを話し、交流しました。
ディスカッションも非常に盛り上がり、まだまだ時間がほしいところでしたので、今後もこういったイベントを開催していけたらと思いました。
ともに学び、考えを共有することは、次の行動に進む力になると期待しています!
ご参加いただいた皆さまと、互いに尊重しあうための性的同意をとる文化の醸成や、そのための性教育の実現にむけて、ともに行動していけますと幸いです。
誠にありがとうございました。