2017年7月のSpring設立以降、私たちは月に2〜3回程、ロビイング*を行なっています。
政党を超えて様々な国会議員の皆さまとご面談し、2017年に大幅改正されてもなお、被害者にとって積み残された課題が多い刑法性犯罪の問題点をご面談を通してお伝えするとともに、国会で議論がなされるよう、働きかけを行っています。
*ロビイングとは?
市民の声を政治の場に届け、政策決定に影響を与える活動です。
対象は議員(国会/地方)、関係省庁、官僚、法案決定に関わる人全てです。
Springは性暴力の実態に即した法律になることを目指して「命を支えるルールづくり」をしています。
< ご面談した国会議員の皆さま(日付 / 五十音順)>
◆11/12(火)
川田龍平議員のOne Voiceメッセージ
◆11/18(月)
真山勇一議員のOne Voice メッセージ
◆11/19(火)
稲富修二議員のOne Voice メッセージ
< 関係省庁の意見交換やヒアリングの実施 >
◆11/15(金)立憲民主党ジェンダー平等推進本部 ヒアリングに参加
2020年度の税制改正に向けて、ジェンダー平等推進の観点から、税制改正を要望する会議が開かれ、Springは一団体としてヒアリングに参加しました。
ヒアリングは共同会派(立憲・国民・社民・社保)の合同会議で行われました。
ヒアリングで発言する山本潤 代表理事
◆11/26(火)自民党 12(ワン・ツー)議連総会に出席
正式名称は、「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」です。
「性暴力被害はたとえ一件でもあれば多すぎる」との思いから、
1 is 2 many =12(ワン・ツー)議連といいます。
(オバマ元大統領や男性スターらが動画でメッセージを公開し話題になりましたね)
http://www.actzero.jp/communication/report-7375.html
Springからは、刑法改正に向けた実態検討PT(プロジェクトチーム)立ち上げなどを盛り込んだ要望書を提出しました。
◆11/28(木)共産党懇親会に出席
11月はOne Voiceフェス!や院内集会といったイベントの開催もありましたが、Springの活動の核でもあるロビイング活動も充実したものとなりました!
こうして1ヶ月を振り返ってみると、日頃から沢山の議員の皆さまと共に「被害実態に即した刑法改正」に向けて歩みを進めていること、改めて感謝いたします。
2020年の見直しに向けた具体的な活動について
様々なことが動き出し、昨年よりさらに形となってきています。
2017年6月16日に可決・成立し、同年7月13日から施行されている、
刑法性犯罪改正法。
きちんと現場で運用され、1人でも多くの被害者が救われる社会になるには
具体的にどのようにすれば良いのか?
率直なご意見を頂くと共に、日頃よりご尽力頂いております。
引き続き共に歩み、一緒に社会を変えていって
頂ければと思います!
議員の皆さま、本当にありがとうございました。
< クラウドファンディング・ご支援ご協力のお願い >
Springは現在、クラウドファンディングを実施しています。⭐️ご支援はこちらから⭐️
既に多くの皆さまからご支援をいただいております。心より御礼申し上げます。
皆さまからいただいたご支援で今後もロビイング活動をさらに加速させ、性被害当事者と国とをつなぐ架け橋となることを目指しています。
クラウドファンディングは来年の1月17日まで継続しております。性暴力被害の実態に即した法改正を実現するために、是非ご協力をお願いいたします。