2017年7月のSpring設立以降、私たちは月に2〜3回程、ロビイング*を行なっています。
政党を超えてさまざまな国会議員のみなさまとご面談し、2017年に大幅改正されてもなお、被害者にとって積み残された課題が多い刑法性犯罪の問題点をお伝えするとともに、国会で議論がなされるよう、働きかけを行っています。
*ロビイングとは?
市民の声を政治の場に届け、政策決定に影響を与える活動です。対象は議員(国会/地方)、関係省庁、官僚、法案決定に関わる人ずべてです。Springは性暴力の実態に即した法律になることを目指して「命を支えるルールづくり」をしています。
< ご面談した国会議員の皆さま(日付 / 五十音順)>
◆ 3月11日(水)
◆ 3月12日(木)
自民党の「1 is 2 many!(ワンツー議連)性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に出席しました。
ワンツーとは、かつてオバマ大統領(当時)も出演した『One(1) is too(2) many!(性暴力は一件でも起きたら多すぎる!)』という動画のタイトルに由来しています。
(発言する上川陽子会長)
性犯罪に関する施策検討実態調査ワーキンググループやワンストップ支援センターについて法務省や内閣府からご報告があり、Springも含まれた関係団体との意見交換がされました。
(ワンツー議連の議員の皆さまと関係団体スタッフ)
◆ 3月23日 (月)
橋本聖子 内閣府男女共同参画特命担当大臣に要望書を提出しました。当日の模様はこちらから!
◆ 3月26(木)
新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、予定していたロビイングを自粛しました。
* * *
日ごろから多くの議員のみなさまとともに「被害実態に即した刑法改正」に向けて歩みを進められていることを、あらためて感謝いたします。
この春、2020年の見直しに向けた具体的な活動について、さまざまなことが動き出し、昨年よりさらに形となってきています。
2017年6月16日に可決・成立し、同年7月13日から施行されている、刑法性犯罪改正法。
現場できちんと運用され、ひとりでも多くの被害者が救われる社会になるには、具体的にどのようにすればよいのか? 率直なご意見をいただくだけでなく、日ごろよりご尽力もいただいております。
引き続きともに歩み、一緒に社会を変えていっていただければと思います!
議員のみなさま、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
<4月ロビイングのお知らせ>
Springも新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、これまでの活動が制限されています。
ロビイングは、面談してくださる方あっての活動です。自分のことも相手のことも守る行動が求められているなか、Springでは当面のあいだ、直接対面するロビイングをできるかぎり自粛することにいたしました。
状況が落ち着き次第、ロビイング活動を再開する予定ですのでこれからも応援よろしくお願いいたします!